BANDAI SPIRITSから発売されたHG『ゲシュペンスト』。『ゲシュペンスト』の初出は『ヒーロー戦記 プロジェクト オリュンポス』ですが、個人的には『第4次スーパーロボット大戦S』の主人公機として出会いました。
はじめてプレイしたスパロボの主人公機!シリーズが続けばヒュッケバインや黒光りゲッシーの発売にもつながるはず!という想いを込めて購入しました。
無塗装でも設定カラーをほぼ再現している上に、ゲート跡や合わせ目が目立たない設計。装甲はツヤ消し、武器はツヤ有りと質感を変えているのも◎その他の工夫は、スーパーロボット大戦シリーズスーパーバイザーの寺田貴信さんが書いたレビューもチェックしていただきたいところです。
前置きが長くなりましたが……今回は『第4次スーパーロボット大戦S』でギリアム・イェーガーが乗っていた『ゲシュペンストMk-Ⅱ』をイメージしたカラーで塗ってみました。
引用:第4次スーパーロボット大戦S ロボット大図鑑より
HG ゲシュペンスト(第4次スーパーロボット大戦S ゲシュペンストMk-Ⅱカラー)塗装済み完成写真
塗装するにあたり思ったのが、ギリアム・イェーガーのゲシュペンストMk-Ⅱとして『スーパーロボット大戦F』で搭乗していたネイビーカラーも捨てがたい!ということ。そこで思いついたのが、100均の『セリア』に売っているミラーパウダーでした。
角度によって偏光し、紫~紺のグラデーションを楽しめるネイル用品を使った塗装です。
ガイアノーツ Exシリーズ Ex-03 Ex-クリアーを5cc、GSIクレオス Mr.うすめ液を10cc、ミラパウダーをスペアボトルに入れて攪拌してからエアブラシで塗装しています。
何度か重ね塗りした後、ガイアノーツ Exシリーズ Ex-03 Ex-クリアーでコート。
最後にタミヤのコンパウンドで磨きました。
本体がギラギラなので、スプリットミサイルとスラッシュ・リッパーはベースカラーをツヤ消しにしています。
似たような写真が続きますが、スプリットミサイルとスラッシュ・リッパーを装着した状態でもぐるり。
背面のボリュームがアップして、非常にカッコ良いです。ここまで撮影して気づいたのですが、右上腕がはまり切っていませんでした……。
ここからしばらく、武器を持たせて撮影したものが続きます。
ゲシュペンストMk-Ⅱ:プラズマカッター
ゲシュペンストMk-Ⅱ:ニュートロンビーム
各種レビューサイトでも触れられていますが、肩の関節を引き出せるので、ニュートロンビームも無理なく両手で構えられるのが嬉しいです。
似たようなポージングでも、光の具合で印象が変わります。
ゲシュペンストMk-Ⅱ:スラッシュ・リッパー
ニュートロンビームよりスラッシュ・リッパーの方が攻撃力的には上?よくよく考えると少し不思議な武器ですね。撮影するのを忘れていましたが、スプリットミサイルもスラッシュ・リッパーと同様にスタンドで浮かせることが可能です。
HG ゲシュペンスト 製作のポイント
ゲシュペンスト本体は、ゲート処理くらいしかしていません。スタビライザー(翼)とスプリットミサイルの基部は、装着時に塗装が擦れて剥がれる可能性が高いので、それぞれ塗膜分削ることを意識してヤスリがけしました。
スプリットミサイルの先端とスラッシュ・リッパーの凹モールドは、センサーをイメージしてメタリックブルーで塗装。
そのほか、本体を含め細かく塗り分けることで情報量アップを狙いました。
ニュートロンビームもツヤの有無を含めて6色ほど使用しています。
足裏は3色。
脛裏のフィン状のパーツは、シルバーなど明るめの色で塗ると意外と目立って、良いアクセントになるかと。丸いピン跡はヤスリで消した方が良かったですね……。
関節など、シルバーの部分は計7色を使って塗り分けています。
アーマー裏は基本的にタミヤカラー エナメル XF-63 ジャーマングレイ。フィン状の部分はタミヤカラー エナメル X-10 ガンメタルです。ツヤの有無で異なる材質をイメージ。
腕の関節は計5色。『セリア』のミラーパウダーがインパクト大なので、関節は地味ながらも……よく見るとシルバー1色ではない!と気付いてもらえると嬉しいところ。
ツヤの有無、ワンポイントのゴールドは良いアクセントになるかと思います。
上腕の下部にあるノズルも意外と目立つので、周辺をツヤ消しのジャーマングレイ、ツヤ有りのシルバーを使い差別化。プラズマカッターの基部と先端は、ほとんど分かりませんが……異なるシルバーで塗り分けています。
フェイス部分と首も、じつは上がツヤ有りのシルバーで、下がツヤ消しかつグレー寄りのシルバー。
ちなみに赤いゴーグルの下には、ガンダムのようなツインアイのモールドがあります。こちらは『セリア』のネイル用商品『アイスオーロラシート』を貼ることで、角度によってキラリと光るのでおすすめ。周辺を黒で塗ると、ツインアイが際立ちます。
※ニュートロンビームのセンサー部分も『セリア』の『アイスオーロラシート』です。
続HG ゲシュペンスト。
お酒を飲むとぜんぜん進みませんが……100均のセリアに売っているネイル用シールをカメラアイの形に切ってペタリ。
周辺を黒く塗ると、バイザー越しでもツインアイである事が分かるのでおすすめ。#ゲシュペンスト#ガンプラ ……ではない。 pic.twitter.com/tko1tQZg3O
— あぴゃぽん (@apyapon) 2022年5月25日
HG ゲシュペンスト(第4次スーパーロボット大戦S ゲシュペンストMk-Ⅱカラー) 塗装/製作 まとめ
以上、『第4次スーパーロボット大戦S』ギリアム・イェーガーのMk-Ⅱカラーで塗装したHG ゲシュペンストでした。冒頭でお伝えした通り、ゲート跡や合わせ目が目立たない設計だったので、今回は組んでスグに塗装!隙のない設計に助けられ、飽きることなく完成まで持っていけました。
今回、はじめて『セリア』のミラーパウダーを使ったのですが、本当に角度によってギラギラと色が変わるので見ていて飽きません。たとえば……左肩が青く見えるこちらのカット。
少し角度が変わるだけで左肩が紫に。
『第4次スーパーロボット大戦S』『スーパーロボット大戦F』のゲシュペンストMk-Ⅱが好きな人はHG『ゲシュペンスト』と『セリア』のミラーパウダーをぜひ、手にしていただきたいと思います。
おまけ
ゲシュペンスト本体を動画で撮影したツイート。
ギリアムが乗っていた第四次Sの紫、Fの蒼っぽいMk-ⅡをイメージしたHG ゲシュペンスト。とりあえず本体は完成。武器類も今日中に……!!!#ゲシュペンスト#ガンプラ ではない。 pic.twitter.com/qEKPvOXfIg
— あぴゃぽん (@apyapon) 2022年5月29日